2011年1月26日水曜日

一般教書演説

昨日のオバマ大統領の一般教書演説では中間選挙での大敗を受けての共和党寄りの姿勢も見られ、逆にこれが支持層を広げる事で再選への道への自信が深められた様に感じられる。そこで例年通り、この方面での的確なコメントを出している通称「かんべえ」氏のコメントを見てみると、さすがかんべえ氏、最後の方に控え目ではあるが、「オバマ大統領の韓国に対する熱いメッセージが込められていた」という事を書かれていた。

確かにWhite House作成の YouTube版を見てみれば、オバマ大統領はご丁寧に 4回も韓国の事について言及しており、いずれも賞賛や信頼のトーンでの文脈である。
http://www.youtube.com/watch?v=kl2g40GoRxg

とても演説を全て見ている暇などないという多忙な皆さんには下記のあたりに画面を飛ばして確認して頂きたい。

1. 教育   26:43あたり 「韓国では教師は Nation Builderとして知られている」
2. Internet 32:32 あたり 「韓国の家庭では米国よりもより素晴らしい Internetアクセスがある」
3. FTA 37:05 あたり 「韓国との FTAでは米国に新たな 7万人の雇用機会を生み出す」
4. 同盟 56:25 あたり 「朝鮮半島では同盟国韓国とともに北朝鮮の非核化を目指す」

韓国は米国にとって文化、技術、経済、外交軍事全ての面で心の底から信頼できる同盟国であるとのトーンである。

問題はこれに対し、日本に関しての言及が全くゼロ、皆無である事である。中国もロシアもインドもブラジルもチュニジアもその他も大統領の口からは国名は出た。しかし日本だけはまるで無視しているかのごとくナシである。

思い起こせば、最近の韓国は日本のはるか先を行っている様なニュースが多い。

1. 李明博大統領のみならず、金泳三元大統領も私財を全て投げ出し寄付した
2. ソマリア海賊制圧に自国の特殊部隊を派遣し海賊8人を射殺し人質を解放した
3. EUと米国とそれぞれ韓国の自助努力でFTA契約締結にこぎつけた

鳩山、菅と続く民主党政権の全く稚拙な外交はそろそろ終わりとしてもらい、尊敬される国、韓国に学んで欲しいものだ。

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